ぎっくり腰(仙腸関節捻挫?)

「ヨーロッパでは魔女の一撃」と言うそうです。
突然起こるので、経験した人に恐れられている。
原因がハッキリしない事にも拠る。
中々キッチリした診断が難しく坐骨神経痛とか椎間板ヘルニアとされる事も多々有り、
鑑別診断はアームホッサ検査で診断は出来る。
私はほとんどが仙腸関節(骨盤部)の捻挫が原因だと思う。
いずれにしても、万物の霊長で有る人間が突然起こるはずは無く時間を経て、身体の柔軟性が失われている状態でチョッと手を伸ばしたり、物を取ろうとしたような些細な事で発症する。

その時はまだ動けるが6~8時間後ぐらいから、動きが極端に制限され寝返りもトイレもままならぬ事も・・・・・。
従って治療としては受傷した骨盤の仙腸関節(3~6°可動域有り)に負担が掛からないように反対側の仙腸関節、同側の股関節、
胸腰関節(腰部脊推骨と胸部脊推等の移行部)の足根関節の可動域を正常にして患部に無理な負担を除きアイシングと骨盤ベルト(2段締めが望ましい)をして回復するのを待つ。

靭帯の断絶等が有ると4~6w(週間)治療に要する。
骨盤ベルトをうまく装着できると、痛みも軽減され笑顔がみられる。
2~3日後には、日常生活がだいぶ楽に成られる。
きっちりアイシング等を守ると3W(週間)後にゴルフに行ける事も有ります。
いずれにしてもキチッと治しておかないと足首の捻挫と同じでだんだん頻繁に起こり、治癒にも時間が掛かように成り易い。
季節の変わり目と女性の周期的な事と関連しているので、注意が必要。

腰痛難民の7~8割は「ぎっくり腰」からです。

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