最近TVで「85%は原因不明!?精神から…」
この報道にまた、腰痛難民続出するのでは…と憂慮危惧しています。
カイロプラクティック・オステオパーを専門で行っている人達は疑問に思っているはず。
少なくとも当院では85%は原因を見つけて改善してもらっている自負があります。
腰痛の原因は骨盤の歪みが大きく関与。
仙腸関節を細胞レベルまで調整出来ると腰仙〔第5腰椎と第一仙椎(仙骨底)〕関節正常になり、腰部脊椎の生理弯曲が取り戻せ、後多烈筋の硬縮も改善されて腰痛から開放されている方が多いです。
それともう一点、胸郭(肋骨)の柔軟性が必要です。回旋の可動域は肋骨で左右40~45°が正常(ノーマル)。
この可動域が少なくなると腰部脊椎骨は(5ヶ所、上下合わせて6ヶ所の関節で)わずか13°しか回旋出来ませんので、肋骨の可動域が20°以下になると腰椎に大変な無理が発生。
その結果腰部椎間板に負担がかかり、椎間板ヘルニア等になるように思っております。
又、梨状筋・仙結節靭帯を弛めて坐骨神経の走行をフリーにする。これで長年のしびれとサヨナラされた方も。
ただ、足の偏平(開張足)浮き指等も改善して下肢を安定させる事を持続する為には必須ですが…。
それらが出来れば自ずと改善の方向に向かってられます。
最近、殊に足底のアーチと足指の踏ん張りの大切さ、重要さを再認識すると共にここをケア出来ないと、立位歩行のハードルが上がってしまい、トラブル続出と思うこの頃です。